たまにはこんな練習を。ロングボードは動かしちゃいけないのだ

お陰様で今月もスクールは大盛況となっています。

ロングボードレスキューに来てくださるお客様にはほんとに感謝です。
いろんな方が来てくれて、ソウママサオも嬉しい限り。ほんとに!

んで、最近思うのは、スクールに来てくださるお客様に共通して「ボードを動かそうとしすぎ!」ってこと。ターンしたいと腕をブルンブルン。テイクオフの時にジタバタ。と、こんな感じ。
いや、気持ちは分かるんですよ。よーくわかります。
でもね、動かそうとするあまりに、バランス崩したりしてうまく乗れなくなっちゃうんです。
そんな悩めるサーファーに私がアドバイスするのは、「もっと力を抜いて!足元に集中して!」ってこと。よく言われるリラックス、ですね。

ま、いろんなご意見があるかと思いますが、うまいサーファーというのは余計なとこに力が入りません。それは波に合わせて身体を動かしているから。

ジェリー・ロペスのパイプラインでのチューブライディング。アレックス・ノストのノーズライディング。フィルエドワーズのゆったりしたカットバック。みんなチカラが抜けててそれでいてスタイリッシュ。
特にランスカーソンの見せるノーズライディングは、ほんとに何も考えずに歩いて行く感じで、とても参考になります。

んで、特にクラシック志向のロングボーダーは、ボードを動かそうとしちゃいけません。これはほんとにそう思います。
ボードを動かそうとするんじゃなくて、ボードが波に合わせて動きやすいように準備しておく。
これが正しいんじゃないかなと思ってるんです。

肩の力を抜いて、上半身はリラックス。そして足の裏から伝わってくるボードの傾きにうまく合わせるようにすれば、ロングボードらしいライディングはわりと簡単にできると思います。

これが難しいなと思う人は、まずはなにもしないで波を最後まで乗り切ってみること。
極力棒立ちに近い格好で、波の最後まで落っこちないように乗ってみること。
これがいい練習になります。

波のいいところで落っこちてしまう。イマイチ、クロスステップの一歩目が踏み出せない。
ターンの途中で落ちてしまう。こんな人はこの練習が効きます。
練習する場所は、なるべく波の小さなところで、もしかしたらスープでやってみるといいかもしれません。
波に乗ったら立ち上がってすぐに正面を向く。スタンスは狭くしてつま先を少し前に向けてみる。
上半身は伸ばして肩を前に向け、脇を締めて腕を下げる。
すると、今まで感じなかった波の振動が、ボードを通してよく伝わってくるはずです。
ボードが傾いたら、足裏を使って抑えこむ。
少しスピードが足りないなと感じたら、つま先にチカラを入れてみる。
逆にスピードがつきすぎたら、かかとをにチカラを入れてみる。

なるべくボードを動かさないようにていねいに波に乗る。

どうもボードが動かないなと思ったら、こういう練習をしてみると新しい発見があるはずです。
是非チャレンジしてみてくださいね!

■2012ロングボードレスキューバーベキューパーティーのお知らせ
7月22日にバーベキューパーティーやります!
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これからスクールを受けてみたい方、今までスクールを受けたかた。
相馬政朗がどんなやつか見てみたい方。
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