サイズがあるときのテイクオフその1

 

■小波の時とは違うのだ


先日の平井ポイントでのスクールですが、波のサイズが結構大きかったわけです。
たまのセットでオーバーヘッド。
アベレージでムネカタといったところだったのですが、こうなってくるとアウトに出るのはハードになっちゃいますよね。
あと、一番違うのがテイクオフの感覚。

テイクオフっても、立ち上がること自体は同じなのですけど、波を捉えるところらへんが普段の小波とはまったく違ってきます。
生徒さんもそこんところで結構苦労されていたようで・・・

せっかくアウトに出ることができても、波に乗れなきゃそこでまた意気消沈。
サイズのある波なんて大嫌い~ってことになりがち。

タダね、ちょっとしたポイントを知ってると大きい波でもそんなに苦労しないと思いますよ。
というわけで、どのあたりが小波の時と違うのかをちょこっと説明したいと思います。

■最初の壁は移動距離かもしれない

さて、でかい波をうまくゲットできたとして、次に考えなくちゃいけないのはどのへんで波を捕まえるのかってこと。
えーと、一つ断っておきますが、大きい波に乗れたほうがえらいとか、うまい、とかそんなことはゼンゼン考えてませんからね。
もし自分にとってハードだなぁと思ったら、違うポイントに移動するっていうのもサーフィンの楽しみだと思ってますので、そこんとこよろしくお願いしますよ。

んで、サイズのあるコンディションでよくありがちなのが、波のショルダーに乗ろうとしてパドルを開始してしまうこと。
これあんまり良くないっす。
なんせサイズが大きいので少しでもゆるやかなところからパドルして。って考えちゃうのですが、これが乗り遅れにつながるわけですよ。

んで、キホン的には小波の時と同じようにピークにちゃんと合わせてあげる。これ肝心。

肝心なのですが、コナミの時ってちょこっと横に移動すればピークまですぐにいけちゃうじゃないですか。
ところがサイズのある波って、波が大きいぶんピークまでの移動も結構あるわけですよ。
例えると、住宅街で隣の家に行くのは簡単だけど、オフィス街で隣のビルに行くのは若干めんどくさい。
あれと同じような感覚です。

サイズが大きいぶん、ショルダーも広くてピークまでの移動も若干面倒。
ただでさえアウトに出るまでに疲れてるのに、その上さらにパドルさせるんか~い!と言われてしまいそうですが、その通り。
うまくピークを捉えるコツとしては、スクールでも再三言っているように「いっぱい乗れている人のそばに行く」これです。

胡散臭そうな目で見られようが、なんだろうが、知らん振りして近づいて爽やかに「こんにちわ~」と声をかければ大丈夫。

なのでとりあえずゲットはできたらたとえ面倒でも腕がパンパンでももう少しだけ頑張ってピークのところまで行く。これはどんな波でも同じなのです。
あと、ピークまでいかないと危ないってのもありますし。

ま、それはさておき無事にピークまで辿りつけたら、いよいよテイクオフ。
波質にもよりますが、ここでデカ波に慣れている人とそうでない人との最大の違いが出てくるわけです。

サイズがあるときのテイクオフその2に続く>>

コメント

人気の投稿