サイズがあるときのテイクオフその2

サイズがあるときのテイクオフその2

■とにかく落ちていく感覚に慣れていこう。いや、慣れるしかない。


サイズがあるときのテイクオフその1からの続きです
大きいサイズの波に慣れてない人って、だいたい乗り遅れちゃいますね。
普段そんなにサイズのない波で慣れちゃってると、ボードの動き方がまったく違うんですよ。
コナミだと、テイクオフの時にそんなに落ちていく感覚ってないじゃないですか。
ところがすこし大きめのサイズになるとボードがすっぽり包まれるようなサイズなわけです。
さてここがポイント。
コナミだとちょこっとおしりが持ち上がっただけで前に滑って行くのですが、大きいと前に滑っていくッて言うより「落ちていく」感じ。
実際落ちていくのですが、これがやっぱり怖いんですよね。
んで腰が引けてしまう。
んで乗り遅れる。
乗り遅れるとなんだかパドルが足りないのかと思って、一生懸命フルパドル。
それでも乗り遅れる。
で、すっかり疲れ果てちゃってセットの波に飲み込まれそうになって退散・・・
こうならないようにするには、まずは「ボードが落ちていかなきゃ乗れない」ってことを覚えておくといいと思いますよ。
落ちていくというか斜面を滑っていくというか。
こりゃもう慣れですね。
ノーズが斜面の下に向いて行くのって、そのまま波にドロップインしてしまいそうですが、そこんとこをこらえてノーズを下に向けていく。
そうすれば大きめの波でも乗り遅れることはないのかな~と思います。
んでもって、ノーズを下に向けて斜面を下って行くと、ボードが下に傾いたまま立ち上がらなくちゃいけないですよね。
それがすんなりできればいいのですが、やっぱり下を向いてるボードの上に立ち上がるのは恐いです。
ビビっちゃいます。
そんな時に試して欲しいのが腕でボードを水平に近づけるワザというかコツ。


 

■ボードを腕で抑えるとボードが水平になる

ボードが順調に波を滑り落ち始めたら、すかさず腕でボードを抑えこむ。

要は腕立て伏せの肘を伸ばした状態ですね。

そうするとテコの原理でヒザがボードの後ろ側をググっと抑えてくれるのですよ。

そうすればボードもある程度水平を保ってくれるので、そのままぴょこんと立ち上がるよりはいくらか立ちやすいかもしれませんね。

あ、でもこのワザというかテクニックって、ホレホレの波では通用しません。

少し厚めの波だと有効です。

ホレホレのでかなみは・・・・ロングじゃむりかなぁ。

というわけで、サイズが大きい時はとにかくボードが波の角度と同じようになるようにボードの上でのポジションや、ボードの向きに気を使ってみるといいかもしれません。

あと、大事なのは「無理しない」ってこと。

怖いと思ったら素直にサイズの小さいポイントに移動したほうが楽しいし、怪我したりってことも少なくなります。

大きい波で、ゆったりのんびりできる人もいればそうでない人もいるわけで、自分に合ってないと思ったらそれはそれで正しいと思います。

私も大きい波はアウトまでが遠くて、年に一、二回いいのに当たればそれでいいや。って思ってます。

では、今日から始まるGW後半も楽しんでくださいね~

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