2011年4月25日太東でロングボードスクール

太東でスクールである。

何をいまさらな感じだけど、実は太東でスクールをやるのはほぼ初めて。

理由はひとつ、「混んでるんだモーン」
これに尽きます。

この日の太東は、千葉北第二の天敵とも言える「南風」。
なぜ南風が嫌なのかというと、太東と一宮くらいしかできなくなっちゃうから。
そうすると、混雑必至。なわけですよ。
他のポイントに行けばいいじゃん、と言われそうですがなかなかロングボード初心者に優しいポイントというのも限られているのが、現状の千葉北なのですよ。

それで太東。
サイズはコシハラ、セットムネカタ、
波はちょいと早めのライトブレイク。
堤防奥からバックウォッシュがドッカンドッカンくる、典型的なサイズアップ太東なうなのです。

さてこのサイズで早めのライトブレイク、しかも堤防奥からブレイクするとなりゃ、これもーショートもロングもBBも何でもありなカオス状態。
あっちこっちでぶつけたりぶつけられたり・・・
しっかも、アウトのラインナップにはローカルやらプロサーファーやらの集団が陣取って、スコーし遠慮気味の初心者軍団に睨みをきかす始末・・・・ま、いいけどさ。

この日の生徒さんは、「セキクン」。
ロングボードレスキュー唯一の20代ロングボーダーなのです。

混雑している太東で、どこに波待ちのポジションを取ってもらうか非常に悩んだのですが、潮の動きと共に午前中は割れていなかった堤防裏が徐々にブレイク。
すかさずそこにポジションを取ってもらいスクール開始。

■セキクン、スポーツマンゆえの苦悩

セキくん、スポーツマンなのです。
ってナニが言いたいかというと、パドル出来ちゃうんです。
ラクラクに、疲れ知らずに、いっくらでもパドルできちゃいます。

でもね、ロングボードレスキューの目指すところは
「疲れないサーフィン」
「楽して乗れるテイクオフ」
なのです。
だから絶対にパドル筋を鍛えよう!なんて、バカバカしいことは教えません。
だって、ちゃんとボードに乗ってやればボードは沈まない。
沈まなければ、スコーしこいでやるだけで前に進んでくれるのです。
これをセキくんにもマスターしてほしいのです。

ところがセキくん、パドルで力ずくに引っ張っている感じがまだ抜けない。
ロングボードならではの浮力を活かしてないのです。
と、どうなるか。
ボードが滑りだすのが遅くなるので、波がブレイクし始めてようやくスタンダップ&テイクオフ、になっちゃいます。

しかも、波がブレイクし始めるとパーリングもしやすくなっちゃうのです。
パーリングすることはいい!ってこのブログでも書いていますが、あんまりパーリングばかりだとつまんないですよね。

さて、セキくんの欠点はどこか?

続きはまた後日・・・

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