そのボードほんとにアナタにあってます?

そのボードアナタにあってますか?




スクールを3年続けてると生徒さんからいろんな質問を受けることがあります。

サーフィンのことはもちろん、ポイントのことや、ボードの運び方や、ワックスの塗り方。

いろんな質問を受ける中で、道具に関して一番多い質問は

「このボード自分にあってますか?」

っていう質問。



結論から言うと、ボードとテクニック(サーフィンのレベル)がマッチしてないことがほとんど。

それはなぜかというと、ボードの作り手(売り手)がアナタのことを知らないから。



例えばボードのコマーシャルでよくある言葉が「初心者にぴったり」ってやつ。

これ、クセモノです。

初心者向きって謳ったボードを買ってもちっともうまくならない。

テイクオフが早いって書いてあったボードを買ってもテイクオフできない。

このボードよく曲がるから初心者向きだよ!って言われて買ったのにちっとも横に進んでいけない。



これ、ありがちですよね。

中古のボードをそれなりの値段で購入したならまだ納得できるけど、フルオーダーで乗りにくいボードを買ってしまったらそれはやっぱり不幸だと思うのです。



どうしてこんなことが起きちゃうのかというと、それはボードの売り手が考えてる初心者のレベルにばらつきがあるから。



テイクオフはできるけど、ターンが出来ないレベルの初心者なのか。

ターンはなんとか出来るようになったけど、そのあとボードから落ちてしまうレベルの初心者なのか。

ターンもカットバックもそれなりにできるけど、なんかイマイチな初心者なのか。



でもね、スクールをやってきていろんな生徒さんにレクチャーしてほんとに感じることは

「もう少しテイクオフうまくなろうよ!」

ってこと。



ロングボードレスキューのスクールでもそうですが、テイクオフが早くなれば大抵のことは練習次第でクリアできます。

テイクオフが早くて、その上で自分のレベルに合ったロングボード。

これが肝心。



ところが、テイクオフが早いと言われてるボード(ウェーバーとか・・・)ってなんだか重たかったり幅が広かったり。

特に女性には大きすぎるボードが多かったりしちゃってます。

それもさっき書いたことと同じ。

作り手がそのボードに乗る人のことを考えていないから。



テイクオフが早くても幅の狭いボードは作れるし、ある程度軽くもできます。

ただしほんとに自分にマッチしたボードがお店で売っているかというとちょっと疑問。

身長や体重や腕の長さやデザイン。これを全部取り入れたボードが欲しいなら、オーダーしちゃうのが一番手っ取り早い。



それも自分のことをわかってくれるお店でオーダーすることが大切。



さて、そのボードほんとにアナタにあってます?



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