サーフボードに関するお話その1


私の3本めのオーダーボードも無事出来上がって、ホッとしているところです。

最近スクールでも「どんなボードがいいのか?」ってことをよく聞かれます。
でも、その答えって一つしかないんですよね。

そんな質問を受けたときは、決まってこう答えます。
「自分にあったボードがベスト」と答えるようにしています。

当たり前と言えば当たり前なんですが、それ以外に答えようがないかなと思っています。

もちろんボードの持っている性能はすごく大切なんですよ。
例えば、テイクオフが早い、ノーズライドがしやすい、よく動く、etc・・・

雑誌の広告を見ているとこんな謳い文句が踊っちゃってますが、それがサーファーに合っているのかどうかっていうのはまったく別の問題なんですよね。

よく動くボードは文字通りよく動きます。
サーファーの意識していない動きまで敏感に反応してくれます。
と言うことは、まだ身体の動かし方がよくわかってない初心者にとっては「合っていないボード」ってことになります。

テイクオフが早いボード、ってのもよく目にします。
でもすべての人に合ったテイクオフが早いボードっていうのは、得てして重くて大きいボードになりがちです。
ボードの幅を広げて、少し重たくすれば誰でも簡単にテイクオフできると思います。
でも、小柄なサーファーにとっては重くて大きなボードはテイクオフ以外の部分ではオーバースペックですよね。

んで、ノーズライディングに最適!な、ノーズコンケーブってのもありますが、これまた曲者です。
コンケーブっていうのはボードのへこみなんですが、これがテイクオフの時に引っかかっちゃたりするわけです。
これも、ノーズライディンができるようになるくらいうまくなった人向けのスペックだと思います。

とまあ、サーファーに合ったボードっていうのを市販の中から探し出すのは結構至難の技だったりするわけです。
特に広告で「○○するのに最高!」とか書かれてたりするボードは要注意です。

なんだかとりとめのない話になってしまいましたが、続きはまたあらためて。

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