もう必死パドルに頼らない!パドル開始からテイクオフ・ボトムターンまでの 重 心移動をイラストにしてみました。

2014年8月26日火曜日

テイクオフに大切なのはパドル力だー!


ってのは大嘘。だとわたしは思います。
じゃ一体何が大切なのかっていうと、それは

「ボードを波に合わせる技術」

これです。

スクールでも常々言っていますが、もしパドル力がテイクオフの全てだとしたら、子供や筋力のない女性は全く乗れないということになってしまいます。

ところが実際は、子供がちょいちょいっと漕いだボードでも波を滑って行くわけです。
むしろ、大人が必死にパドルした方が波に置いていかれる確率が高いわけですよ。

その原因の一つが、前後の重心移動。

少し違った例えですが、自転車に乗ってスピードを出したい時
前かがみになりません?
ブレーキをかけるときって
ハンドルをしっかり握ってからだを起こしません?

上半身をきっちり起こしてスピードを出すのって結構疲れますよね。
少し前かがみになってペダルをこげば、足にも力が入りやすいわけです。

ロングボードもあれとだいたい同じことをするんです。

自転車と違うのは、車輪を自分で回すのではなく、波の力を借りて前に進むってこと。
必死にパドルするのって、脚力だけでペダルを回し続けるようなもので、ひっジョーに疲れます

というわけで、今回はパドル力に頼らないテイクオフに必要な重心移動について書いてみました。

想定しているのはヒザ〜コシくらいのコナミ。
サイズが上がると若干違った動きが入ってきますが、それはまた別の機会に。

重心移動をマスターすれば、テイクオフに必要なパドルの回数は激減します。
もし自分で試してもうまくいかない場合は、スクールに来てくださいね( ̄▽ ̄)

1

パドル開始

パドルスタート時はひたすら水平を保つこと。
左右はもちろん、おろそかになりがちな前後のバランスをしっかりキープ。

2

前傾スタート

波が間近に迫ってきたら前よりに重心を移動していく。足を上げて前よりに重心を移してもいいけど、とりあえずは足はボードに付けたままのほうが後々便利かもしれない。

3

ひたすら前荷重

波に追いつかれたあとはひたすら前荷重。この時ひざでボードの後ろをしっかりキープしてないとダメなんだけど、重心は前。
ひたすら前。ここで少しでも後ろに荷重したら波に置いて行かれることになる。

4

もう少しだけ前荷重

早ければこの段階で充分なスピードが付いているのだけれど、もう少しだけ前よりに。
ボードが前に傾いているのがわかればOK。もし前に傾いてなければ、ボードの後ろに乗っているか、途中でバランスを崩したかのどちらか。パーリングする少し前の状態なので、ちょっと腰が引けてしまうかもしれないけどここで後ろにぐいっとやると、これまた波に置いて行かれることになる。

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後ろに重心移動

前傾を保ったまま少しするとボードが滑りだすはず。
スピードが付いたと思ったら「徐々に」後ろに加重していく。
ここでのポイントは、スピードを感じながら(調節しながら)の重心移動。パドルをやめるかどうかの判断が難しいところ。ボードのテイクオフ性能がわかりやすい段階でもあるわけです。

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スピードがつき始める段階

ここまで来たら上体を起こしてボードを両手で押さえつける。
ひざから下の方に重心を移しても充分スピードがつき始めているはず。ここで焦って立ってしまうとこれまた波に置いて行かれることになっちゃいますよ。

7

テイクオフ

充分スピードが付いたらテイクオフの段階。ボードの少し後ろにひざを立てて立ち上がる準備をするわけですが、波によって膝を立てる位置が少し違う。
大切なのは一気に立ち上がろうとしないこと。

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スタンダップ

立ち上がるときにジャンプするような格好にならないようにゆっくり立ち上がる。もう前後の重心位置は気にしなくていいかも・・・

9

ボトムターン

後ろに乗らないと曲がりませんよ!ってことで後ろ重心。イラストがおかしいじゃんか!とかそんなことは気にしない。
ポイントとしては上半身が前かがみにならないようにすることかな~

波に対する経験値をあげていこ。

2014年8月23日土曜日

前回の記事で波の見極め方をちょろっと書きましたが今日はその補足。

http://longboardrescue.blogspot.com/2014/08/blog-post.html

このブログでもイロイロ書いちゃってますが、波って色んな表情を持っているので、それを文章にするなんてほとんど無理だと思うんです。
ハウツー本なんかには、「厚いマッシーな波」とか「ほれたパワフルな波」とか写真付きで書いてありますけど、あれってどうなんでしょうね。

そんな分類して何か意味あるの?って思っちゃうんですよね。

波は潮の干満や、風の強弱、ウネリの向きや、ビーチでの砂の状態、はたまた前日までの降雨量や、近隣工場の排水の多少なんかで違ってくるわけですよ。

なので、いくつかのモデルケースに当てはめて波を分類するっていうのはちょっと無理があるかなと・・・
しかもあまり経験のない(回数じゃなくて経験ね)初心者が波をちょろっと見ただけで「今日の波は厚めで力がなさそうだからね~」なんて言うのはなんだか違うんじゃないかなぁって思うわけですけど・・・

■初心者は波のここんところを押さえておこう

もう一度おさらいしておくと、波のてっぺんより、波の底の状態がどうなっているのか。
ほんとにこれに尽きます。

ツルッとボール状のきれいなフェイスができていれば、とりあえずテイクオフは出来ます。
たとえオンショアビュービューのグチャグチャでも、ツルッとしたフェイスが少しでもあれば絶対テイクオフは出来ます。

いろんな意見があるかと思いますが、普通にサーフィンするようなサイズだったら、波の形なんて関係ないです。

なので、とりあえず乗れそうな波を見つけること。これが肝心要なのですよ。

んでもって、この見極めが早ければ早いほど(沖のほうでちらっと見えた波が自分のところにくるまでにどうなっているのか予想することですからね)次の動作がスムーズになると思うわけなのです。

■観察力を上げる方法

さて、波を見極めるには、最初はとにかくアタックするしかないです。

乗れないのは当たり前なので、もし乗れなかったら、どういう状態で乗れなかったのかを検証してみましょ。

乗り遅れたなら、どういう状態で乗り遅れたのか。
少しは波に押されて進んだのかどうか。
それともまったく波を感じることが出来なかったのか。

んで、乗り損なった波はそもそも乗れるような波だったのか。
乗れる波かどうかは、インサイドまで波を見届けていればわかるのでこれもかかさずチェックしてほしいと思います。

■一本の波を大切にする

アタックしてみて、乗れなかった場合、とりあえず一つだけ仮設を立ててみる。これ大事です。

たとえば、波の向きが合ってなかったのかな~、って思ったら次の波ではきっちりボードの向きを波に合わせておく。
もう少しインサイドまで追いかけていれば波に乗れたのかな~、って考えたら、予めインサイド寄りで波待ちしてみる。
この他にもいろんな原因が考えられすが、とりあえずなんでだろ?って考えてみる。

考えて、実践してみる。
そうすれば、経験値が上がります。

まあ、波に乗れなくてへこむ気持ちは分かるんですけど、一本の波を大切にするってこういうことなんだと思いますので、ぜひやってみてくださいまし。

それで、波を観察する経験値が上がったら、今度は波にのるためのスキルを磨いていく。

サーフィンって観察力と乗るためのスキルを同時に上げていかなくちゃいけないんですよね。

どっちか一つだけ秀でててもそんなにうまくなれないんじゃないかな~って思う今日このごろでございます。

■余談ですが・・・

さて、乗れない原因が自分でわかればスクールなんていらないわけです。
いらないんですが、やっぱりスクールや、ハウツー本や、ビデオなんかでは教わるにしても限界があるんですよ。
自分でスクールやっててこんなこと言うのはあれなんですけど、「一本の波に対して、お客様がこういう動作を取ったから乗れなかったのです」っていうのが精一杯。

なるべくいろんな波に対して通用するように心がけてはいますが、結局のところ、今乗ることに失敗した波に対してはこうやったほうがいいですよ。っていうことしか言えません。

なので、ある程度は自分で原因を把握するように努力しないとゼーったいうまくなんないです。

んで、さらに言うと、乗れない原因ってのはボードのせいでもなく、パドル力でもなく、ほとんどの場合観察力不足。
特にテイクオフしてからなんとかターンが出来ます。ってレベルのサーファーの場合それが顕著。

そんなときに、効果を発揮するのが、ビデオ撮影。
自分のサーフィンを客観的に見れる機会ってのはそうそうないので、これは効果があります。

なので、客観的に自分のサーフィンを見てみたい!って方はぜひLONGBOARDRESCUEへ。

その波、どこが一番いいスポットかわかってます?

2014年8月10日日曜日

昨日は久しぶりにスクールでございました。

ほぼ2ヶ月ぶりのスクールは南房総のとあるポイントで。

朝イチに先行していたお客さまから「まだサイズでかいですよ!」の連絡を受けて、いざ出発。
狙っていたポイントが海水浴規制やなんかで入れなくなっちゃって、違う場所に移動することに。

んで、いざ始まったスクール。
波のサイズはセットで胸くらい。

アベレージでひざ~腰ってとこでしょうかね。

台風のうねりらしいしっかりとした波質で、それなりに混雑もしていました。

そのうち潮が上げてきて、早めの波もメローなロングボード向きの波質に変化。
ショートボードには若干乗りにくい厚ぼったい波になったのですが・・・・

さて、ここからが本題。
ウネリがはっきりとしているうちはそれなりに乗れていたお客さまが、ぱったりと乗れなくなっちゃいました。

最初は、またどっか悪い癖が出てるのかな~なんて考えていたのですが、どうも違う。
ボードにはしっかり乗れていますし、基本はそれなりに押さえているわけですよ。

それなのに、やっぱり乗れない。

これは乗れるでしょ!って私が思うような波でも乗り遅れたりして・・・・

んで、思ったのが「波の選び方が悪いのではないか」ってこと。
波の選び方っていうか、その波のどこからテイクオフするのかがイマイチわかってないのかな~ってこと。

というわけで、今回は珍しく写真を使って解説してみることにします。

1・どこからテイクオフするのが一番簡単か想像してみてください

この写真は何年か前のとあるポイントでの一枚。
けっこう混雑していて、インサイドにもサーファーがいますが、それはあんまり気にしないで
「波待ちしてテイクオフするのが一番パドルしなくてすむかな~」
ってのを考えてみてください。
※写真をクリックすると拡大できます

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2・楽に乗れるスポットはたぶんここ

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A・・・わかりやすいスポットでレギュラー・グーフィーともに行けそうですね

B・・・レギュラーにいくなら良いスポットグーフィーに行くならノーズライドは必須かな

C・・・グーフィー行くならここもOK。ただし条件あり(それは後ほど)

3・乗れそうにないポイントはここ

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X・・・ここは波の前にちょっとした出っ張りがあって途中で重なってしまうのでダメ

Y・・・ここも波の前に出っ張りがあって途中で厚くなりやすいスポット

Z・・・ここはけっこう良さそうですが前述のCのところまでパドルしなくちゃ行けません

4・波のここ!要チェックです

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んで、乗れるところと乗れないところってほんのちょっとしたことなのですよ。

写真の青いライン。
これが結構クセモノです。
小さい波の出っ張りが後ろからの波と合わさった時に厚くなったり早くなったりするんですよね・・・

うまい人はそういうのも予想しつつ、うまく利用して乗ってっちゃったりするんですが、とりあえずはクリーンなスポットはどこかなーってのを考えてみるほうがいいと思います。

同じ波でちょこっとずれるとこんなに違うってことです。

写真だとなかなかわかりにくいですが・・・

5・波のここんとこをチェックする

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この写真まったく別のポイントでの写真ですが、横から見た波の写真ってのがなかなか無くてスイマセン・・・

さて、ウネリのどこをチェックするといいのかってことなんですが。

ポイントは一つだけ。
波がスムーズに盛り上がってくる下の方。(何やらややこしくてスイマセン)

A・・・波のポケット。チェックするのはここです。波の下の方。まずはここだけチェックしましょう

B・・・波のトップ。波のサイズが関係するのは乗ったあと。テイクオフのしやすさにはあんまり関係ないです。なので、サイスの変化があまりない場合はサイズは無視。小さくても波のポケットがきれいな方が乗りやすいです。

とにかく「A」のラインをひたすらチェックです。
自分が波待ちしているポジションのにポケットがきてくれるかどうか。
変な凸凹が波の前にないかどうか。
ポケットの向き(波の進行方向)はあっているかどうか。

この三点をチェックする。
海に入る前にチェックする。
入ってからもチェックする。
乗れた時も乗れなかった時もひたすらチェックする。

それにしても、なみの説明ってのはなかなか難しいですね・・・・

フルスーツ必須?!今週の千葉・茨城ウェットスーツ指数のお知らせ

2014年8月8日金曜日

いやいや、今年は台風の当たり年のようで、今月に入ってから何度目の台風でしょうかね。

しかも、毎回うねりを届けてくれちゃって、もうね、大変ですよ。

元気な頃は「台風!ひゃっほー!」ってなってたんですが、首を痛めてからはそれほど騒ぎ立てるわけでもなく、早く波が落ち着いてくれないかな~なんて考えちゃってるわけですけども。

あ~もう、人間ってほんとに自分勝手ですね(^^)

んで、明日は台風うねりが届き始めた南房総にお邪魔する予定です。
そんなにサイズアップしていないポイントに伺う予定ですが、さてさてどうなることですやら。

あ、もし、時間のある方いらっしゃいましたらぜひとも遊びに来てください。
ポイントがまだ決まっていないので直接電話をいただけると助かります。

というわけで、千葉・茨城南部のウェットスーツ指数をお知らせ!

■茨城南部(鹿嶋~波崎)
ウェットスーツ・・・フルスーツ・ロングジョン・シーガル
水温がかなり下がってます。長ズボン意外はかなり厳しい様子・・・

■千葉北(飯岡~太東)
ウェットスーツ・・・ロングジョン・シーガル・スプリング
こちらも水温下がり気味。フルスーツでもいいくらいの冷たさでございます。

■千葉南(御宿~平砂浦)
ウェットスーツ・・・ロングジョン・スプリング
若干水温下がり気味との情報をいただいています。
少し厚着くらいでちょうどいいかもしれません。

●その他もろもろ
ここんところの強い南風の影響で全体的に水温低下傾向です。
フルスーツの準備をしていったほうがいいと思いますよ!

すっかり真夏モード!今週の千葉&茨城南部のウェットスーツ指数のお知らせ

2014年8月1日金曜日

涼しい日が続いたなぁと思うと、一気に真夏の陽気になっちまいましたね。

ビーチの砂もかなり熱くなってそうな気がします。
どうでもいい話ですが、私、熱い砂の上を歩くと、3日後に必ず足の皮がボロボロになってしまいます。

最初は水虫かとビビっていましたが、こりゃどうも足の裏が熱でやられているらしいと・・・
それ以来、少し熱かったら素直にビーサンを履いてウロウロするようにしています。

ほんとどうでもいい話でスイマセン。


さて、今朝は千葉・茨城南部のウェットスーツ指数をお知らせします。

■茨城南部(鹿嶋~波崎)
ウェットスーツ・・・ベスト&ハーフパンツ~スプリング
たまに水温下がる時があるようなので、一応ロングジョンやシーガルを持っていったほうがいいかもしれません。

■千葉北(飯岡~太東)
ウェットスーツ・・・ベスト&ハーフパンツ
水温がどうってよりも、クラゲ&日焼け対策で長袖のジャケットがあると便利かも。

■千葉南(御宿~平砂浦)
ウェットスーツ・・・ベスト&ハーフパンツ
御宿あたりでクラゲの情報が入っております。
こちらも長袖の準備があるといいかもしれません。

●その他もろもろ
梅雨明けから各地の水温も上昇傾向。
茨城に関しては、南風が吹いたら水温下がってしまいますが、千葉は真夏モードでOKでしょ!
裸で入っている人もみかけますが、お腹がこすれて痛くなっちゃうのであんまりオススメしません(・_・;)