その波、どこが一番いいスポットかわかってます?
昨日は久しぶりにスクールでございました。
ほぼ2ヶ月ぶりのスクールは南房総のとあるポイントで。
朝イチに先行していたお客さまから「まだサイズでかいですよ!」の連絡を受けて、いざ出発。
狙っていたポイントが海水浴規制やなんかで入れなくなっちゃって、違う場所に移動することに。
んで、いざ始まったスクール。
波のサイズはセットで胸くらい。
アベレージでひざ~腰ってとこでしょうかね。
台風のうねりらしいしっかりとした波質で、それなりに混雑もしていました。
そのうち潮が上げてきて、早めの波もメローなロングボード向きの波質に変化。
ショートボードには若干乗りにくい厚ぼったい波になったのですが・・・・
さて、ここからが本題。
ウネリがはっきりとしているうちはそれなりに乗れていたお客さまが、ぱったりと乗れなくなっちゃいました。
最初は、またどっか悪い癖が出てるのかな~なんて考えていたのですが、どうも違う。
ボードにはしっかり乗れていますし、基本はそれなりに押さえているわけですよ。
それなのに、やっぱり乗れない。
これは乗れるでしょ!って私が思うような波でも乗り遅れたりして・・・・
んで、思ったのが「波の選び方が悪いのではないか」ってこと。
波の選び方っていうか、その波のどこからテイクオフするのかがイマイチわかってないのかな~ってこと。
というわけで、今回は珍しく写真を使って解説してみることにします。
1・どこからテイクオフするのが一番簡単か想像してみてください
この写真は何年か前のとあるポイントでの一枚。
けっこう混雑していて、インサイドにもサーファーがいますが、それはあんまり気にしないで
「波待ちしてテイクオフするのが一番パドルしなくてすむかな~」
ってのを考えてみてください。
※写真をクリックすると拡大できます
2・楽に乗れるスポットはたぶんここ
A・・・わかりやすいスポットでレギュラー・グーフィーともに行けそうですね
B・・・レギュラーにいくなら良いスポットグーフィーに行くならノーズライドは必須かな
C・・・グーフィー行くならここもOK。ただし条件あり(それは後ほど)
3・乗れそうにないポイントはここ
X・・・ここは波の前にちょっとした出っ張りがあって途中で重なってしまうのでダメ
Y・・・ここも波の前に出っ張りがあって途中で厚くなりやすいスポット
Z・・・ここはけっこう良さそうですが前述のCのところまでパドルしなくちゃ行けません
4・波のここ!要チェックです
んで、乗れるところと乗れないところってほんのちょっとしたことなのですよ。
写真の青いライン。
これが結構クセモノです。
小さい波の出っ張りが後ろからの波と合わさった時に厚くなったり早くなったりするんですよね・・・
うまい人はそういうのも予想しつつ、うまく利用して乗ってっちゃったりするんですが、とりあえずはクリーンなスポットはどこかなーってのを考えてみるほうがいいと思います。
同じ波でちょこっとずれるとこんなに違うってことです。
写真だとなかなかわかりにくいですが・・・
5・波のここんとこをチェックする
この写真まったく別のポイントでの写真ですが、横から見た波の写真ってのがなかなか無くてスイマセン・・・
さて、ウネリのどこをチェックするといいのかってことなんですが。
ポイントは一つだけ。
波がスムーズに盛り上がってくる下の方。(何やらややこしくてスイマセン)
A・・・波のポケット。チェックするのはここです。波の下の方。まずはここだけチェックしましょう
B・・・波のトップ。波のサイズが関係するのは乗ったあと。テイクオフのしやすさにはあんまり関係ないです。なので、サイスの変化があまりない場合はサイズは無視。小さくても波のポケットがきれいな方が乗りやすいです。
とにかく「A」のラインをひたすらチェックです。
自分が波待ちしているポジションのにポケットがきてくれるかどうか。
変な凸凹が波の前にないかどうか。
ポケットの向き(波の進行方向)はあっているかどうか。
この三点をチェックする。
海に入る前にチェックする。
入ってからもチェックする。
乗れた時も乗れなかった時もひたすらチェックする。
それにしても、なみの説明ってのはなかなか難しいですね・・・・
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