サーフィングッズをあれこれ自作「フィンケース編」

「大きいフィンが3枚入るフィンバッグ」がほしい!

皆さんフィンはどうやって海まで持っていってますか?
私の場合ですが、今までは使わなくなったカバンに、フィンとワックス、フィンボルト その他もろもろを突っ込んで海に行ってました。

フィンがワックスで汚れないようにしたい・・・

長年そうしてきたわけですけど、いかんせん全部が一緒くたに放り込んであるもんですので、溶けたワックスやらなんやらで常にベトベト。
「いい加減きれいに整理したいなー」ということで、楽天やらAmazonやらでフィンが入りそうなバッグを探してみたのですが、なかなかないもんですね・・・

まずサイズ。 大型のフィンだとカバンのサイズもどうしても大型のバッグになりがち。
しかも中仕切りの付いたお手頃価格のぴったりサイズなんてのはまず売ってないわけです。
なのでいっちょ自分で作ってみるか!ってことで自作してみることに。

フィンバッグの仕様を決める

自作にあたってまず考えたのは、フィンバッグの仕様。
自作のときはこれをちゃんと考えておかないと、出来上がってから「あ、入んねーじゃん」とか「作ったのはいいけど邪魔・・・」ってことになりがちです。

で、今回考えたフィンバッグの仕様はこちら

自作フィンバッグの仕様

  • 持っているフィンが3枚入ること (3枚しか持ってないんですけどね)
  • 外側にワックスを入れるポケット(中だと夏場に溶けてぐちゃぐちゃになってしまうので)
  • 外側にフィンボルトやペンチなどが入る大きめのポケット
  • なるべくコンパクトに
  • 帆布で作る!

とまあこんな感じ。

フィンバッグのサイズと素材

手持ちのフィンを元にサイズを決定 まずは手持ちのフィンを元にサイズを決めます。

持っているフィンは10inch〜12inchの比較的大きなフィンばかり。
ハーフムーンとかではないので長方形でうまく収まりそう。
んで、中でも一番大きいフィンのサイズを測ってサイズに決定!

出来上がり寸法
幅45cm - 高21cm

フィンのサイズはもう少し小さいんですが、出来上がりサイズは 経験上少し大きめに作っておくといいです。 大体2cmくらいですかね 今回はなるべくコンパクトってことなので、マチ無しのぺったんこバッグを作る感じで作ってみました。
材料は8号帆布という少し厚手の生地。こちらはもともとストックしておいた生地をそのまま使うことに。もし持ってない場合はネットで買うと安く帰ると思います。
今回の場合だと幅1mの生地が1mあればできるはずなので布の代金は¥1000ほどじゃないかと。
少し厚手なので、ミシンがパワフルじゃない場合は「11号帆布」でもいいんじゃないかと思います。ちなみに8号帆布だと家のミシンで縫うギリギリの厚さと言われてます。

他にもぶら下げ用の持ち手として、幅20mmのナイロンテープ
ミシン用の糸
持ち手を取り付けるためのカシメ(金属のリベット)

なんかが必要になってきます。

勢いで作っちまおう

早速縫い代を入れた布のサイズをノートにメモ。
とりあえず縫い代を入れた本体の布が1枚。
中にしまうフィンは3枚なので、仕切りは2枚。これは本体のバッグより少し小さめにしておきます。
その他にポケットの布が両面で2枚。

パーツのサイズが決まったら早速裁断。
裁断したらそっこーミシンがけ。こういうのは勢いで行っちゃいます。

順番としては

  • 本体の袋ぐちを三つ折りしてミシン
  • ポケットの袋口を三つ折りしてミシン
  • 中仕切りの袋口を三つ折りしてミシン
  • ポケットにロゴマークをアイロン転写
  • 本体にポケットを縫い付け
  • 二つ折りした本体と中仕切り2枚を裏返しにミシン
  • 断ち切りの部分にリボンで補強
  • 表に返して形を整えて
  • 最後に持ち手をカシメで取り付ける

とこんな流れになりますが、布取りから完成まではだいたい3時間くらいでした。
イロイロ細かい所を見ると、雑なところがありますが、ま、いっか!ってことで。

早速フィンを入れてみると「ぴったりーーー−−」

少し大きめに作って正解でした。
フィン以外もワックスやらペンチやらの小道具もスッキリ収まってなかなかいい感じ!

何より、マチのあるあるバッグに比べるとコンパクトに全部が収まっちゃうってのもポイント高いですね。

ロゴマークはアイロン転写のものをカッティングマシンで作ってみましたが、アクリル絵の具で筆書きしてもいい味出ると思います。
ステンシルの型紙を使って数字だけ入れてみてもかっこいいと思いますよ!

海でも好評のフィンケース!改良したいところ

出来上がったフィンケース。海でも好評で、色んな人から「どこで売ってるの?」って聞かれます。
やっぱりこういうのってなかなかないもんなんですね。

自分でも今回の自作はうまくいったな−と。
出来上がってからずっと使ってますが、次に作るとしたらの改良点を幾つか挙げておきます

  • 中仕切りをもう一枚増やして4枚入るようにしたい
  • 中仕切りの布は8号帆布じゃなくて11号帆布で
  • ポケットにマチをつければよかったかも
  • 持ち手の真ん中を縫い付けて細くしたい!

全体的にかなり満足のフィンケースなのですが、次に作るとしたらこんな感じにするとおもいます 。

サイズや使い勝手はほぼ完璧!なので細かい所の改良かなぁと。

みなさんも市販品で満足できなければ、ぜひ自作を考えてみてくださいね。意外と簡単にできるはず。。。

自作バッグの材料と参考書のリンク

今回参考にした自作バッグのための参考書と、材料を調達したネットショップのリンクはこちらです

【楽天市場】素材で探す 帆布 8号帆布生地:合成皮革・生地通販 銀河工房

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最後になりますが、「自作もいいけど、やっぱり既製品が楽でいいな」という方は、下記をチェックしてみてください。

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