スムーズなパドルは17分からはじめるのだ!

久しぶりの更新です。

夏、ホンバン!
海も初心者からそれなりにできる人まで、いろんなレベルのロングボーダーでごった返しちゃうわけです。

んで、今回の記事は、パドルで見分けるレベルの差。っていうか違い。

これを知ったからといって急激にサーフィンがうまくなるわけではないですが、知っておいてもいいと思います。

海でうまいなぁと思う人は、たいていパドルもスムーズ。
テイクオフの時もゲッティングの時も無駄な力が入っていないよいうに思います。
特にテイクオフの時のパドルでその差は歴然。
くるっとボードを返して、スイスイすいーっと乗ってっちゃいます。
あんたの手は水かきついてんのかい!?
っていうくらいスムーズ。
ボードがスムーズに進んでいくにはいろんな要因があるんですが、これができるようになると楽チンです。
なんせちょこっと水をかきわけるだけでスイスイすいーッとボードが走っていっちゃいますからね。
疲れません。

さて、対してさほどうまくないロングボーダーのほうはというと、かいてもかいても前に進みません。
かいてもかいても進まないのでチカラに頼ることになっちゃいます。
んもー、「おりゃー」って感じのパドリングがその証拠。
効率とかそんなことよりとにかく回数でかせぐ感じです。
結果、二時間もすればヘトヘト。
でストレス抱えながら上がっちゃうわけですね。

先ほど、スムーズなパドリングにはいくつかの要因があると書きましたが、今回はパドルしている時の腕の動きについてだけ書いておきます。

初心者とそこそこレベルのロングボーダーの違いは「水しぶき」。

なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、今までスクールをやってきて、これ結構重要なんだということに気づきました。

あ、水しぶきっていうのはパドルの時に後ろのほうにパッシャパッシャと飛んでいくアレです。
あたかも自分の足に水をかけるような感じで飛を飛ばしちゃってる方、いますよね。

これ、先程も書きましたが、効率悪いです。ヒッジョーに悪いです。
回数こなす割に前に進まないのですぐに疲れちゃいます。

んで、何をどうすれば自分の足に水をかけないですむのか。
それは、パドルの時にどれだけ前に腕を伸ばせるかにかかってきます。

そこで、時計の文字盤を思い浮かべて欲しいのですが。
ボードのラインが15分から45分までのあいだとして、飛沫を上げてしまう初心者の場合、パドルスタートの腕の位置が30分前後になっている人が多いようです。
一回のストロークが30分から45分まで、つまりパドル終了の位置がボードのところまで来ちゃってるから飛沫が上がっちゃうわけです。

対してスムーズサーファーの場合、パドル開始は17分くらい。
一回のストロークは17分から35分程度まで。

ここで考えて欲しいのは、なんのためにパドルしているのかということ。
それは前に進むためですよね。
前に進むということは、水を後ろに追いやっていかなくちゃいけないわけです。
ところが、30分を過ぎてから水をかいても、その水は後ろには行きません。
ほとんどが上に行ってしまっているのです。
時計の文字盤を見ながら、考えてみるとわかりやすいと思うんですが、効率良く前に進みたかったらパドルスタートは17分頃から始めるといいです。
腕をググっと前に伸ばして引き寄せる感じ。
これだけでかなり違うはずですので是非試してみてくださいね。

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