気合だけじゃターンできないんだな・・・。ロングボードで曲がるということ。

お陰様で9月もスクールの予約をいっぱい頂いて、うれしい悲鳴を上げているソウママサオです。

8月、9月と、スクールをやってきて感じたのは、スクールに来てくださるお客様のほとんどは、曲がるということがどういうことなのかイマイチわかってないんじゃないかってことです。

あ、皆さんテイクオフはうまくなってるんですよ。
ほんとに。

でもそっから先。
立ち上がってぐいっとボードを曲げていく。
右でも左でもいいんですが、曲がっていくことが苦手なのかなと。

なので、今回はこのことについてちょこっと書きたいと思います。

そもそも、ボードはなぜ曲がっていくのか。
二通りあると思います。
ひとつはレールを入れてターンする方法。
もう一つはテールを入れてターンしていく方法。

レールを入れていくのはある程度サイズのある波で有効なので、今回はテールを入れてターンする方法について書いていきます。
このやり方だと小波でもラクチンにターンすることができますし、曲がりにくい重たいボードでもることが可能。なはず。

お客様を見ていると、ターンしようとしているのはよくわかるんです。そりゃもう痛いほど気持ちは伝わってきます。
んで、ターンしようとしてドボン。
たいていコレです。
曲がりたい!って気持ちはあっても、身体が曲がろうとしないから落っこちちゃうんです。

あ、実はここが重要なんですが、ボードから落っこちちゃう人がみんなターンが出来ないから落っこちちゃうのかというとそうじゃないです。

ボードは曲がり始めてるんです。
でも、曲がり始めたボードについていけなくて落っこちちゃう。ってのが的確な表現かもしれません。

ターンを開始したボードはだいたいどっちかに傾くわけです。
大事なのは、ボードが傾いた時に身体が対応できるかどうか。もっと言うと、ボードがターンするための準備ができているかということ。
コレが出来れば曲がり始めたボードから落ちなくて済みます。

んで、テールを入れて曲がるということにつながるんですが、
テールを入れるということは後ろ足でボードを押すイメージなんですが、皆さんここで前足にチカラを入れちゃってます。
そういう人って身体も前かがみ気味。
いや、気持ちはわかるんですよ。
前に前に行かないといけないような焦燥感。私もそうでしたし。
でもね、テールを踏み込みたいのに前かがみだとゼーったい出来っこないんですよ。

だってボードの真ん中に重心をおいてるんですもん。
しかも前かがみだと、ちょっとしたグラつきに弱いんです。
だから落っこちちゃうんですけどね。

で、どうすればいいのか。
まずは、前かがみになった上体を起こしましょう。
できたら背筋を伸ばして、そのまま伸ばして後ろ足のかかとに体重を乗せるくらいまで起こしちゃいましょう。

んでもって、つま先を少し前に向けてあげる。
アメリカのコメディ映画なんかで大げさに人を迎えるシーンありますよね。
アレです。
「オーキャッサリーン!ウェルカーム!!」なセリフが出そうなあのシーン。
ま、ここまで大げさにしなくてもいいですが・・・・

こんなかんじで身体を開いて後ろ足に体重を乗せる。

いまいちクイックなターンが出来ないな・・・と感じちゃってるアナタ。
まずは自分がどうなっているのか、チェックしてみるといいですよ!

で、もし自分がどうなっているのか、よくわからん!という方はスクールにきてください。
ネチネチとチェックさせていただきます。

あ、今月はもういっぱいなので、また来月。ということで!


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