短いボード
タイトルのこと、最近お客さまから聞かれることが多いのですよ。
たぶんずっとロングボードに乗っていて、いろんな欲が出ちゃうんだと思うのですよ・・・
たとえば
- もう少し短ければターンとか早いんじゃないの
- 短いボードなら持ち運びが楽かも
- 波のフェイスを駆け上ったりしてみたーい
とまあ、こんな期待を抱くんですが。
私も、7.11ftの短めのボードに乗ることが多いです。
実際、持ち運びや海の中での取り回しはラクチンです。
ロングだったら確実に食らっちゃうな~っていう波もくぐれちゃうし、ボードを運ぶときにあちこちぶつけることも少ないし。
かといって、短いボードブラボー!ってことにはなかなかならないんですよね~。
理由は簡単。
短ければ短いほどゲティングとテイクオフが大変っす。
ロングに慣れちゃってたら、ボードの上にまたがった時点でグラグラします。
パドルのときもグラグラしちゃって、安定感ゼロ。
へんなところに乗ったらボードが全部沈んじゃったりして、パドルどころじゃなくなっちゃいますし。
特にオーダーじゃない市販のボードはそういう感覚になることが多いようですね。
そんなわけで、私は短いボードもさっさとオーダーメイドしちゃいました。
ロングから移行しやすいように、幅も厚みもそこそこ多めにとってあるので、少なくともパドルの時のグラグラはほぼ皆無。
テイクオフはロングに比べると少し遅いというか、波を捉えるのがちょっとずれるような感じ。
幅があるので、滑り出したらロングとそんなに変わらないです。
んで、普段載ってる重たいロングボードに比べるとターンはクイックになります。
クイック過ぎて身体がついていかないほどちゃちゃっと曲がってくれるし、それなりにアップスンダウンもできるし。波が良ければノーズライドも何とかこなせるし・・・
って書くといいところばっかりのような気がしますが、やっぱり重めのロングボードのほうが楽しいです。
あのゆったり感というか、急がないサーフィンが気持ちいいのですよ。
その辺の感覚ってのはやっぱりロングボードならではじゃないのかな~と思うんですけどね。んなことないですか?
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