夏にロングボードを始めた人へのアドバイス

夏にロングボードを始めたかたも多いと思いますが、いかがだったでしょうか?
おそらくすんなり乗りこなすようになる人は少ないんじゃないかなーと思います。
とりあえずボードも買って、ウェットスーツも買って
いざ海行って、もしくはどこかのスクールで一通り教えてもらって。2ヶ月の間に何回か海に行ってみた!っていう夏デビューのサーファーさんが、少し涼しくなってきたこの時期に感じることは
「自分のやってることと周りでスイスイ乗ってるサーファーと比べてみるとなんかおかしい。」
「なんで波が取れないんだろ?」

とかまあこんな感じのことを色々思い始めてるんじゃないでしょか?

というわけで、先に書いたようなことで悩んでる、夏デビューサーファーさんもいっぱいいるんじゃないかと思いまして、ポイントを絞ってロングボード上達のアドバイス少しだけ書いていきます。(あんまりいっぱい書いても混乱しちゃうだけですし・・・)

ボードは悪くないのだ

夏デビューの初心者ロングボーダーに多いのがボード沼に陥っちゃう人。

これがねぇ結構いるんですよ。
自分が下手なのはボードが自分の体格や体力にあってないんじゃないかなぁ〜って。
で、早速ネットで調べたり、ショップに行ったりしちゃうともうだめ。

やっぱり目移りしますよね。
最初は中古でいいやと思って、オークションとか楽天で安めのボードを買って始めたのはいいけど、どうもうまく乗れない。
そこで目に入ってくるのが「最速テイクオフ!」「初心者に最適!」「ターンしやすくて乗りやすい板!」
とこんな感じのコマーシャル。
こういう宣伝文句に心がグラっときちゃったら注意したほうがいいです。
ボードを変え始めたらキリがありません。
なので一番始めに買ったボードでしばらくサーフィンしましょう。

ただ、中古とか特価品のボードって極端なボード(思いっきり薄かったりするコンテスト用のボード)っていうのもあると思います。
なのでその場合は買い換えるのもありですけど、その前に簡単なテストをしてみるといいと思いますよ。

簡単なテストってのは・・・
ボードにまたがってみると全体が沈むかどうか確かめる。

これ以外だったら買い替えの必要ないです。
沈まなければだいたいOKです。
今持ってるボードでサーフィンを続けてください。
一度ボード沼に陥るとほんとにキリがないですから。

海についたらしつこいくらいに波チェックする。

初心者ロングボーダーに多いのが、波を全然見ないでひたすらパドルしちゃう人。
これもやめたほうがいいです。
ひたすらパドルしていればそのうち乗れるんじゃないかな〜って思うかもしれませんけど、疲れるだけでまったく乗れません。
それよりも、海についたらポイントの状況をしつこいくらいにチェックしてください。

チェックすることは・・・
サーファーはどこに集中してるのか?
波にいっぱい乗ってるサーファーは誰なのか?
波がブレイクしているのはどこなのか?
波のピークが集中しやすい場所はどこなのか?
などなど

うまいサーファーほど波をチェックしてます。
それもさり気なくパドルしながらとか、お弁当食べながらとか、もうね、海についたらず〜〜〜〜〜〜〜〜っと波のことをチェックしてます。
だから、ササッと海に入ってササッと波に乗れちゃうんですよ。

なので、波チェックはスケッチブックに描けるか、原稿用紙3枚位使っちゃうくらいに細かくやったほうがいいです。

まずはテイクオフを見直す。

もうね、初心者が練習しなきゃいけないのはテイクオフだけです。
ほんとにこれだけ!
テイクオフがうまくなればそれだけでボトムターンやカットバックもできるようになります。
間違いありません。
なので、うまくターンできないとか、カットバックできないとかそういう悩みも、テイクオフさえうまくなれば全部解決します。

パドル力を鍛えるよりもボードのセンターに乗れているかどうか

パドル力をいくら鍛えてもほぼ無駄です。
このブログでも何度か書いてるように、ロングボードのテイクオフは95%くらいはボードの上でのバランスのとり方にあります。
パドルのときに大切なことは、ボードのセンターに乗ることです。
ボードの左右だけじゃなく、前後も含めてセンターに乗る。
初心者サーファーはこれができてない人が多いです。
ボードに乗ったら真ん中!これゼッタイ!

一生懸命パドルする人よりも静かにパドルする人のほうが早い理由

一生懸命パドルする人って腕の動きにばっかり気が行って、他のことが目に入らない人が多いんですよね。
おりゃおりゃおりゃ!とパドルしてるサーファーのボードの動きを見てみると、たいていグラグラバシャバシャ動いちゃってます。
これがだめ。
ボードの一部分でも沈むとぜ〜ったいにスピード出ません。
反対に静かにパドルしてる人ほどボードは安定してるはず。

水面をすすす〜っと滑っていくようにテイクオフしてる。はず。
一度海でチェックしてみてくださいね。

テイクオフはバランスで決まる!これ、よーく覚えておいてくださいね。

サーフィンはシンプルだからこそ奥が深い

サーフィンってボード一枚だけで波の上を滑って行く遊び。
エンジンやモーターのパワーを使わずに、ボードの上でのバランスと、少しのパドルだけで前に進んでいくわけで、だからこそ奥が深いし飽きずに続けてこれたんじゃないかなと、最近つくづく思うんですよ。

これが道具に依存する度合いが多い遊びだったら、もっと早く飽きちゃってたかもしれません。

そんなシンプルな遊びだからこそ、単純に「これをこうやればうまくなる」ってのがあまりないってこともよくわかってます。

よくわかってるんですが、芯にあるコツというか動き方ってのはそんなに多くないんじゃないかとも考えています。
なので今回のこのブログの記事はほんとに最小限に書いてみました。

どうしてもうまくならない!からスクール行ってみよ!
じゃなくて、それよりまず自分がどんな動きをしているのか、少しだけ考えながら海に行くと、イマよりもっと楽しめるんじゃないかな〜と。

これを書いてる私は、サーフィン始めてから約1年半!ボードの上に立ち上がることもままならなかったので、そんじょそこらの初心者さんよりは下積み経験長いんですぜ〜
フッフッフ〜

ってことで!

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