ローカルサーファーでちょっと混雑している海でのポジションの取り方
ローカルサーファーでちょっと混雑している海でのポジションの取り方
なんか混んでるなー・・・
しかもなんだかローカルっぽいし・・・
という状況で、ロングボードのうまい人たちがやってるポジショニング方法を紹介します。
これをやったからといって、バンバン波に乗れるというわけではありませんが、少なくともストレスは軽減されると思います。
■まずはポイントの状況を観察
まずは混雑している状況を調べます。
ローカルサーファーが多いときはまずローカルの人かどうかを調べてみるといいと思います。
ローカルの人が多いかどうかは、挨拶の仕方でだいたいわかります。
ローカルの人が海に入ってくると、だいたい周りの人に声をかけます。「久しぶり」とか「昨日どうだった?」とか、毎日ここに入ってるような事をいいますのでそれらを目安に判断してみてください。
ただ、一つ断っておきますが、ローカルというのは、ほかから来た人間を排除しようとしているわけではなく、昔からそのポイントで遊んでるだけ、ということがほとんどです。けして、その場所で幅を利かせているのではないということです。
ですが、昔からそこで遊んでいて、その中に入っていくんですから、入っていくビジターは少し謙虚に、遊ばせてもらう位の気持ちで入って行くと、不要なトラブルも避けられます。
ローカルが多いポイントは、まずは謙虚な気持ちで海に入る。いい波をローカルと同じように取っていくのではなく、波のおこぼれをもらう用にしていけばよいと思います。
そういった予備知識もないままに海に入って、「あの人いい波に乗ってるから自分たちも」と思ってしまうと、ローカルとしてはあまり気持ちのいいものではありません。
となるとローカルたちも本気で波を取ってきます。
ですが、よほどの技量がない限り、ローカルとまともに波を取り合ってもまず取れません。
それは彼らが普段からそこでサーフィンしていて、いい波がどこからやってくるのか、どこにポジションを取っていればいい波をゲットできるのか、この風向きなら波がどのように割れるのか。
それらのことを熟知しているからです。
そんな彼らとまともに向き合っても、いい波は取れないばかりか、体力も浪費してせっかく楽しみに来たのにストレスが溜まる、といった事になりがちです。
そんなときの波待ちのポイントは、原則として「ローカルの人が集まっている場所から少し離れる」ということです。
ビーチブレイクの波というのはあちこちにピークを形成しますから、少し離れて波を待っていても10本に1本くらいはあなたの待っている場所にもやってきます。
無理してローカルの輪の中にはいらなくてもいい、ということです。
■ローカルサーファーの輪から少し離れればいいのですよ
では具体的にどのくらい離れればいいのか。
まず波のブレイクをよく観察します。
右に割れるのか左に割れるのか、グーフィー向きかレギュラー向きかをまずは判断します。
ローカルに限らず、人が集まるポイントでは以下の傾向があります。
もしグーフィーの波がよく割れるポイントであれば、海に向かって左側に人が集まることが多く、
逆にレギュラーの波がよく割れるポイントであれば、海に向かって右側に人が集まることが多い。
なぜそのような傾向があるのかといえば、サーフィンは長く波に乗った方が楽しめるからです。
レギュラーの波がよく割れるのに、左側にポジションを取っていると、波がブレイクした最後にインサイドで少しだけ滑れるということになってしまっておもしろくないのです。
ローカルや、うまい人たちはそのあたりのことを熟知してあらかじめポジションを取っています。
■セットの波をいただいてしまおうか
次にセットの波についてです。
セットの波も同じようにローカルたちはよく理解しています。そこにまともに挑んでいってもまず取れることはありません。
ではどうすればよいのか。
これもまた波を観察することから始めます。
セットの波がレギュラーかグーフィーか。
同じように判断しますが、ここでセットならではの事があります。
それは日本目三本目も同じようにブレイクするのかどうかです。
二本目三本mの波が反対側に割れるということはよくあります。もしそうであればチャンスです。
セットの波を根気よく待っていれば、必ずいい波をゲットすることができます。(もちろんあなたの技量がこの波に対応できればという前提ですが・・・)
あと一つ、たとえローカルの人が多くても波に乗れる場合があります。
それはローカルの人たちがあまりうまくない場合です。
ローカルといえどもすべての人がうまいわけではありません。レギュラーの波が苦手でグーフィーの波にばかり乗る人や、逆にレギュラーの波にばかり乗る人も中にはいます。
そんなときは、はなれて取っていたポジションを少し詰めて、よりピークに近いところからのテイクオフを試みても良いと思います。
結局のところ、ローカルサーファーたちで混雑しているポイントでも、よく観察してから海に入れば自分にも乗れる波が必ずやってきます。
普段から観察力を鍛えておくこととても大事なことなのです。
観察のポイントをまとめてみると以下のようになります。
・どういう波が割れているのか
・先に入っている人のレベルはどうか?
・少しでもあいているスポットはあるか?
・自分に乗れる波なのか?
こういった点を頭に入れてポイントを眺めてみましょう。
くれぐれも無理は禁物です。
もしおこぼれすらも取れないくらいに混雑していたら、いっそのことポイントとそのものを変えてしまった方がよりたくさんの波に乗れます。
くれぐれも無理しないで下さいね(笑)
byソウママサオ
SHISEE WETSUITS CLASSICS longboardrescue on twitter
なんか混んでるなー・・・
しかもなんだかローカルっぽいし・・・
という状況で、ロングボードのうまい人たちがやってるポジショニング方法を紹介します。
これをやったからといって、バンバン波に乗れるというわけではありませんが、少なくともストレスは軽減されると思います。
■まずはポイントの状況を観察
まずは混雑している状況を調べます。
ローカルサーファーが多いときはまずローカルの人かどうかを調べてみるといいと思います。
ローカルの人が多いかどうかは、挨拶の仕方でだいたいわかります。
ローカルの人が海に入ってくると、だいたい周りの人に声をかけます。「久しぶり」とか「昨日どうだった?」とか、毎日ここに入ってるような事をいいますのでそれらを目安に判断してみてください。
ただ、一つ断っておきますが、ローカルというのは、ほかから来た人間を排除しようとしているわけではなく、昔からそのポイントで遊んでるだけ、ということがほとんどです。けして、その場所で幅を利かせているのではないということです。
ですが、昔からそこで遊んでいて、その中に入っていくんですから、入っていくビジターは少し謙虚に、遊ばせてもらう位の気持ちで入って行くと、不要なトラブルも避けられます。
ローカルが多いポイントは、まずは謙虚な気持ちで海に入る。いい波をローカルと同じように取っていくのではなく、波のおこぼれをもらう用にしていけばよいと思います。
そういった予備知識もないままに海に入って、「あの人いい波に乗ってるから自分たちも」と思ってしまうと、ローカルとしてはあまり気持ちのいいものではありません。
となるとローカルたちも本気で波を取ってきます。
ですが、よほどの技量がない限り、ローカルとまともに波を取り合ってもまず取れません。
それは彼らが普段からそこでサーフィンしていて、いい波がどこからやってくるのか、どこにポジションを取っていればいい波をゲットできるのか、この風向きなら波がどのように割れるのか。
それらのことを熟知しているからです。
そんな彼らとまともに向き合っても、いい波は取れないばかりか、体力も浪費してせっかく楽しみに来たのにストレスが溜まる、といった事になりがちです。
そんなときの波待ちのポイントは、原則として「ローカルの人が集まっている場所から少し離れる」ということです。
ビーチブレイクの波というのはあちこちにピークを形成しますから、少し離れて波を待っていても10本に1本くらいはあなたの待っている場所にもやってきます。
無理してローカルの輪の中にはいらなくてもいい、ということです。
■ローカルサーファーの輪から少し離れればいいのですよ
では具体的にどのくらい離れればいいのか。
まず波のブレイクをよく観察します。
右に割れるのか左に割れるのか、グーフィー向きかレギュラー向きかをまずは判断します。
ローカルに限らず、人が集まるポイントでは以下の傾向があります。
もしグーフィーの波がよく割れるポイントであれば、海に向かって左側に人が集まることが多く、
逆にレギュラーの波がよく割れるポイントであれば、海に向かって右側に人が集まることが多い。
なぜそのような傾向があるのかといえば、サーフィンは長く波に乗った方が楽しめるからです。
レギュラーの波がよく割れるのに、左側にポジションを取っていると、波がブレイクした最後にインサイドで少しだけ滑れるということになってしまっておもしろくないのです。
ローカルや、うまい人たちはそのあたりのことを熟知してあらかじめポジションを取っています。
■セットの波をいただいてしまおうか
次にセットの波についてです。
セットの波も同じようにローカルたちはよく理解しています。そこにまともに挑んでいってもまず取れることはありません。
ではどうすればよいのか。
これもまた波を観察することから始めます。
セットの波がレギュラーかグーフィーか。
同じように判断しますが、ここでセットならではの事があります。
それは日本目三本目も同じようにブレイクするのかどうかです。
二本目三本mの波が反対側に割れるということはよくあります。もしそうであればチャンスです。
セットの波を根気よく待っていれば、必ずいい波をゲットすることができます。(もちろんあなたの技量がこの波に対応できればという前提ですが・・・)
あと一つ、たとえローカルの人が多くても波に乗れる場合があります。
それはローカルの人たちがあまりうまくない場合です。
ローカルといえどもすべての人がうまいわけではありません。レギュラーの波が苦手でグーフィーの波にばかり乗る人や、逆にレギュラーの波にばかり乗る人も中にはいます。
そんなときは、はなれて取っていたポジションを少し詰めて、よりピークに近いところからのテイクオフを試みても良いと思います。
結局のところ、ローカルサーファーたちで混雑しているポイントでも、よく観察してから海に入れば自分にも乗れる波が必ずやってきます。
普段から観察力を鍛えておくこととても大事なことなのです。
観察のポイントをまとめてみると以下のようになります。
・どういう波が割れているのか
・先に入っている人のレベルはどうか?
・少しでもあいているスポットはあるか?
・自分に乗れる波なのか?
こういった点を頭に入れてポイントを眺めてみましょう。
くれぐれも無理は禁物です。
もしおこぼれすらも取れないくらいに混雑していたら、いっそのことポイントとそのものを変えてしまった方がよりたくさんの波に乗れます。
くれぐれも無理しないで下さいね(笑)
byソウママサオ
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